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新竹積(沖縄科学技術大学院大学)のwiki!出身大学は?海流発電に挑戦!

   

沖縄科学技術大学院大学の教授で、
現在、海流発電の研究に取り組む
新竹積(しんたけ つもる)さん。

じつは原子核や素粒子の実験などに使われる
加速器の研究において世界的な権威でも
いらっしゃいます。

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世界的な研究者に

新竹さんは宮崎県の出身。

九州大学工学部応用原子核工学科を卒業し、
同大大学院に進学。

博士課程まで進んだのち、教授のすすめで
筑波にある高エネルギー加速器研究機構で
学び、卒業後は同機関の研究員となります。

加速器というと我々に一番身近なのは
重粒子線によるガン治療などですね。

新竹さんはこの加速器の設備の製作から
実験まで幅広く関わっていたのだそうです。

35歳のときに半ば左遷される形で
イタリアの研究機関に留学。

研究所内で研究方針について激しく
対立してしまったのが発端なのだとか。

飛ばされるまで対立するとは、
けっこう気性が激しい方なんですね。

そこで偶然、米国の名門大学である
スタンフォード大学から懸賞金つき
で出題された問題の計算式を思いつき
論文にして提出。

それが同大の目に留まり、日本に帰国後は
スタンフォードにも呼ばれるようになった
のだそうです。

スタンフォードから声が掛かるという時点で
相当なものですね。

ちなみに同大は米国大統領からノーベル賞
受賞者まで数多くの人材を世界に輩出して
いる超名門大学です。

その後、研究により「新竹モニター」
と命名されたモニターを発明し、
海外で物理学賞を受賞。

2002年からは理化学研究所播磨研究所の
放射光科学総合研究センターで
主任研究員として勤務。

15年の研究を経てC-bandという技術を用いた
X線レーザー「SACLA」を開発。

もう文系の人間にはまったくついて
いけませんが、これにより物理学の世界に
大きな技術革新をもたらしたのだとか。

この功績により国内外で数々の
物理学を受賞。

まさに物理学の世界では相当な
“権威”となったんですね。

海流発電の研究へ

その後、沖縄科学技術大学院大学に
招聘されて教授に就任。

これまでと同じ研究に取り組んできましたが
イギリスで行われた講演会で以前に
スタンフォードで袂を分かった権威
バートン・リヒター氏と再会。

その頃のわだかまりはすでに一切なく、
リヒター氏は新竹さんに「原子力に代わる
エネルギーの研究をしなさい」とアドバイス
します。

新竹さんはその言葉に触発され、
新たな発電手段を思案。

帰国する飛行機が経由したオランダの
アムステルダムで、窓から見える風車を
眺めながら「海中に風車を立てられないか」
と着想したのだそうです。

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こんな常識にないことを考える時点で
常人とは違いますね。

新竹さんは飛行機の中でそれを実現する
ための数式をすでに計算していたのだとか。

その行動力がすさまじい。

実家が農家だったために昔から農業用機械の
整備などを見ているうちに物作りが得意に
なったという新竹さん。

着想からわずか4ヶ月で
実験段階にまで至ったのだそうです。

物作りが得意というだけでなく思いついたら
即行動というタイプなんでしょうね。

こういう教授だと研究室の学生さんは
大変そうですが。

さすがに海流でプロペラを回して発電する
というだけに、固定の仕方や送電方法など
課題は多いですが、新竹さんのバイタリティ
なら実用化しちゃいそうな気もしますね。

未来のための技術を残したい
と夢を語る新竹さん。

研究している海流発電がいつか日の目を
見るようになるといいですね。

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