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ネグレリア・フォーレリの恐怖!脳を侵食するアメーバ!治療薬は?

   

人間の体に入り込むと脳を蝕んで
死にまで至らしめるアメーバ
「ネグレリア・フォーレリ」。

米国や日本でも過去に死者が
出たことがありました。

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感染源と症状

ネグレリア・フォーレリは
おもに鼻の粘膜から体に侵入。

通常25~35℃ほどの淡水に生息している
とのことですので、プールや河川、湖などで
泳いだことで感染するわけですね。

そこから神経線維をたどって
病原体は脳にまで侵入します。

すでに震えがくるような
恐ろしい話ですね。

通常、感染してから数日から1週間ほどして
頭痛や発熱、悪寒、嘔吐などの症状が
現れます。

そうしてそこからわずか10日あまりで
死に至るのだそうです。

驚くべきは世界で140例ほどの症例で
生存者がわずかひと桁台。

「致死率95%」という
驚異の高さとなっています。

症例数は少ないとはいえ、
感染したらほぼ助からないと
考えていいわけですね。

ちなみに脳に達したアメーバは
脳を溶かしてしまうのだとか。

しかもその溶解力は脳の形状を変えてしまう
ほどだといいますから、まるでSF小説や
映画に出てくる話のようですね。

まぁしかし、このネグレリア・フォーレリが
繁殖していない水辺ではまず感染の心配は
ありません。

プールなどは通常であればきちんと
衛生管理していますので、まず心配はない
とのこと。

また河川や湖などで水遊びしたあとには
食塩水での鼻うがいすることが予防として
有効とのことです。

意外に簡単なことで
予防できるわけですね。

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日本国内での感染は?

日本でも1996年に佐賀県でこのアメーバに
感染して亡くなった女性がいるのだ
そうです。

国内でも感染する可能性が
あるということですね。

一番注意すべきは温泉施設。

実際に国立感染症研究所が全国の温泉や銭湯
を調査したところネグレリア・フォーレリが
10%程度の割合でみつかったとのこと。

お湯に顔をつけたり、泳いだりすることは
避けたほうがいいでしょうね。

また、風呂から上がる際にはしっかり
体を流してから上がるなどの対処を
するべきでしょう。

感染例が少ないからといって他人事だと
思わずに、十分に注意する必要が
ありますね。

治療方法は?

現在、「アムホテリシンB」という
消化管の病気に使う抗生物質が
治療に有効だとされています。

また、乳ガンの治療薬として開発された
新薬に効果が認められたという
新たな報告もあります。

ただ、脳が溶かされてから治療しても
当然、元には戻せませんので、
いかに早く治療を始められるかが
重要とのこと。

さすがに頭痛・発熱・嘔吐といった
症状ではふつうは「風邪」くらいに
しか思いませんよね。

しかもこれだけ症例が少ないと医師が
気付いてくれるかも微妙ですね。

脳に異常があるからといっても
CTスキャンしてもアメーバの姿は
映らないとのこと。

日本で亡くなった女性も最初は
インフルエンザという診断を受けて、
のちにアメーバが原因だと診断されますが、
その頃にはもう手遅れだったとのこと。

もうこれは医師の診断に期待しないほうが
いいかもしれませんね。

滅多に感染することがないとはいえ、
やはり一番は感染を予防すること
でしょう。

川遊びに行ったり、温泉などの共同浴場に
行くのがお好きな方はこういった病気が
あることに注意しおいたほうがいい
でしょうね。

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