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ディアトロフ峠事件の真相は?謎が多すぎる怪事件!生存者について

   

1959年、当時のソ連で起こった
ディアトロフ峠事件。

氷点下30度の雪山で9人もの人間が
変死した謎だらけの事件です。

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事件の真相は?

当時、ソ連の捜査当局によると
「抗いがたい自然の力」が
事件を引き起こしたと結論。

なんだか奥歯に物が挟まった
ような結論ですね。

あまりに奇妙な事件だけに、
「軍が関与している」とか
「UFO説」「雪男(イエティ)説」
など様々な憶測が一般には
飛び交いました。

もっとも現実的な説としては
「雪崩による遭難」。

テントも雪で埋まっていたと言います
ので、有力な説の一つでしょうね。

発見された遺体が異常に薄着だった
そうですが、低体温症の末期に見られる
「矛盾脱衣」であることで説明が
つきます。

矛盾脱衣は脳の働きで体を冷気から
守ろうとする防衛反応により、
逆に暑い場所にいるのと錯覚して
衣服を脱いでしまう異常行動です。

雪山で凍死した登山者には
よく見られる現象なのだそうです。

なんと人間は寒さが極限にまで
達するとむしろ服を脱いでしまうん
ですね。

ただ、それだけでは説明のつかない
ことも多いため、雪崩説とは
結論付けられていません。

ゆえに当局も「抗いがたい自然の力」
というところを落とし所にしたの
かもしれませんね。

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残された謎

この事件についてはいまだに
解明されていない謎が数多く
あります。

まず、前述のとおり薄着のまま
発見されたこと。

また全員がテントから数百メートルも
離れた場所から見つかっています。

矛盾脱衣の状態になると意識も
混濁して幻覚も見えるそうですので、
幻を見てテントを飛び出してしまったん
でしょうか。

しかし外は氷点下30度にも及ぶ極寒状態
でしたから、まさに自殺行為。

実際に亡くなった9人のうち
5人は低体温症でした。

しかし、残りの4人については
別の死因であり、これがこの事件を
より複雑にしています。

まず一人は頭部に外傷を負っており
また他の者は多数の骨折が
見られました。

中には舌を失ったり、眼球が
なくなっているものまで
あったのだとか。

これはもうただの遭難事件
というにはあまりに猟奇的。

このような状態であったこともあり
雪男(イエティ)説も存在するわけ
ですね。

「何かの獣の仕業では?」
とも思われますが、同地はあまりにも
厳しい環境のため野生動物もほとんど
棲んでいないのだとか。

もうふつうに怖いですね。

さらには何人かの衣類から
なぜか高い線量の放射能が
検出されています。

これが軍の関与やUFO説が
取り沙汰される元なんですね。

それにしてもなぜ雪山で放射能に
汚染されていたんでしょうか。

一説には事件現場が核実験場の近く
だったことが関係しているのでは
という見方があります。

事件のあった時期にもミサイルの
試験発射が行われていたのだ
そうです。

周囲にその残骸か何かがあって
放射能に汚染されたんでしょうか。

まぁそんな危険な場所へ簡単に
立ち入れるわけもないので、
それも考えづらいですよね。

ほかにもメンバーの中にいた
ゾロタリョフという謎の人物が
事件の重要なキーマンという
見方もあります。

そもそも亡くなったメンバーたちは
ウラル科学技術学校の生徒や卒業生
からなるトレッキングのパーティー
でした。

20代前半のメンバーがほとんどの中、
ゾロタリョフだけが当時37歳。

若者と一緒にはしゃぎたいだけの
イタイおっさんか?とも思えますが、
彼はロシア語以外にドイツ語のほか
複数の言語を操るバイリンガル
だったのだそうです。

またゾロタリョフという名前も
偽名だったと言われています。

もしかしてどこぞの
“スパイ”だったとか?

ただ、彼がスパイだったとしても
すべての説明がつくわけでもない
ですけどね。

そのほか先住民のマンシ族による
襲撃を受けたなどの説もありますが、
当のマンシ族たちはこれを否定。

捕まって取り調べを受けたとも
言われますが、現場には亡くなった
メンバーたちの足跡しかなかった
そうでやはり無実のようです。

この事件、本当に“謎”すぎますね。

唯一の生存者

じつはこのパーティー全員で
10人の編成でした。

ユーディンというメンバーのみが
体調不良のため途中で離脱して
いました。

事件には遭遇していないものの
唯一の生存者と言えますね。

実際に彼が当時のことについての
貴重な資料や証言も残して
います。

まぁとはいえ彼は事件前に
パーティーを離れましたので、
真相は知る由もないのですが。

そんなユーディンもすでに
75歳でこの世を去っています。

その後について

これだけ奇妙な事件だったこともあり
当然、小説や映画などでもこぞって
取り上げられました。

最近でも2013年に
「ディアトロフ・インシデント」
という映画が公開されています。

また当時のさまざまな資料が
公開されて、いまだに熱心な
研究者までいるのだとか。

歴史マニアとか鉄道マニア
みたいな感じでしょうか。

そんな研究者たちの手でこの事件の
真相が明らかになる日が来る
のでしょうか。

いずれにせよディアトロフ峠事件は
いまだに多くの謎を残したまま現在に
至っています。

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