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ヴィンセント(カリフォルニア)の一家5人殺害事件!巧妙なアリバイトリックとは?

   

2003年に米国カリフォルニア州の
ベーカーズフィールドで起きた
一家5人の殺害事件。

犯人はなんとこの家の別居中だった
夫・ヴィンセントでした。

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アリバイトリック

この事件では妻と3人の子供、
義理の母親の5人が死亡。

別居していたとはいえ、
夫のヴィンセントには当然
疑惑の目が向けられました。

しかし彼は事件当日、3500キロ先の
オハイオ州コロンバスにいたと主張し、
捜査当局がすぐに逮捕するには
至りませんでした。

実際にクレジットカードがコロンバスで
使用された形跡もあったのだとか。

そんな物証が一つでもあれば
逮捕するわけにはいきませんよね。

じつはこの証拠については
ヴィンセントが弟に頼んで
カードで買い物をしてもらって
いました。

そして、自分は現地に到着後、
すぐにレンタカーを借りて
ベーカーズフィールドにとんぼ返り。

犯行を行うとまたコロンバスに
戻るという力技をやってのけた
のでした。

「刑事コロンボ」に出てきそうな
アリバイトリックですね。

実際レンタカーは8700キロも走っていた
といいますから、この犯行もかなりの
体力勝負だったようですね。

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捜査当局の執念

捜査当局はこのレンタカーを
徹底的に調べてアリバイを崩そうと
試みますが、車内はきれいに掃除済み。

何の証拠も残っていませんでした。

ヴィンセントもかなり
狡猾な男ですね。

そこで捜査当局は昆虫学者に
協力を依頼。

車のラジエーターに付着した
昆虫の残骸を分析してもらいます。

するとレンタカーを借りた
オハイオ州には生息していない
昆虫の残骸を発見。

さらには現場のカリフォルニア州にしか
生息しない種類のハチの残骸も発見。

これでヴィンセントがレンタカーで
カリフォルニア州に来たことが
立証されました。

まるでドラマの「CSI」ばりの
科学分析ですね。

こうして捜査当局がヴィンセントを
逮捕・起訴するにまで至りました。

その後について

起訴されたヴィンセントは裁判で
死刑を宣告されました。

まぁ5人も殺害していれば
当然の報いでしょうね。

じつはこのヴィンセントという男は
4回も結婚し、DVで刑務所に送られた
過去を持つ前科者でした。

これだけでもかなり問題のある人物だと
思われますが、なんと小学校で副校長
という職に就く教育者でした。

しかも職場で女性に嫌がらせをした
として被害届を出される騒ぎまで
起こしていたのだとか。

もう完全な要注意人物
だったんですね。

今回の犯行の動機は別の女性と
結婚するため、離婚後の慰謝料を
払いたくなかったというものでした。

まったくもって身勝手な犯行ですね。

しかも我が子まで手にかけるとは
もはや人としての理性すら失って
いたのではないでしょうか。

それにしてもこのような
凶悪な犯人を逮捕できたのも
捜査当局の執念があってこそ。

その努力に敬意を
表したいですね。

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