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アキ・ラーの生い立ち!地雷除去にかける情熱がすごい!孤児の受け入れも

   

カンボジアで地雷の除去活動に
従事するアキ・ラーさん。

国からの援助は受けずに
寄付やガイドの仕事で
活動を続けています。

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生い立ちについて

アキ・ラーさんは内戦下にあった
カンボジアで5歳のときに
ポル・ポト軍に両親を
殺害されました。

幼くして両親を失ったため
いつ、どこで生まれかも
分からないのだそうです。

すでに壮絶な幼少期ですね。

その後、武装組織である
クメール・ルージュの
兵士となり10歳にして
銃を握ります。

いわゆる“少年兵”となった
わけですね。

今の平和な日本では考えられない
ことですけどね。

そうして兵士となった
アキ・ラーさんは数え切れない
ほど大量の地雷を埋めてきた
のだそうです。

その後、20歳まで兵士として
戦ったアキ・ラーさん。

兵士を辞めて周りを見ると
自分が埋めた地雷によって
手足を失った人々が数多く
いることに気がつきます。

それをきっかけにして独学で
地雷除去の技術を身につけると
各地での地雷除去活動を開始。

国に雇われているわけでもなく
対価をもらうでもなく、なんと
タダで地雷除去を請け負って
いるのだそうです。

戦時中の地雷の埋設も強いられて
やっていたこととはいえ、
拭えない強い贖罪の意識が
芽生えたんでしょうね。

実際に本人も償いの意識がある
ことを告白しています。

その後、除去した地雷を集めた
「地雷博物館」を開館。

この博物館も見学者の寄付によって
賄われているのだそうです。

そして、戦争孤児などの子供たちを
引き取って養育もしているのだとか。

子供たちの養育まではふつうは
なかなかできませんけど、
すごいバイタリティですね。

ちなみにこれまで除去した
地雷は3万個以上。

これだけ除去すればもう安心かと
思いきや、なんと国内では
まだ600万個もの地雷が
埋まっているのだとか。

よくもまぁこんなに埋めたものだと
思いますが、アキ・ラーさんの
活動もまだまだ道半ばという
ところでしょうね。

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国との対立

内戦後に新政府が
「戦争博物館」を開館。

国側はアキ・ラーさんの博物館の
展示物を無償提供するように
迫ったのだそうです。

「無償提供」という時点で
すでにこの政府の黒い部分が
見え隠れしていますよね。

どうも政府側はこの戦争博物館を
政治利用する目的があったようで
当然、アキ・ラーさんは
この要求を拒否。

すると政府側は強制的に
アキ・ラーさんの博物館の
展示物を押収。

さらにはアキ・ラーさんが
地雷除去の国際資格がない
ということを理由に活動を
妨害してきたのだそうです。

もう完全にヤクザですね。

今まで善意で活動してきた人に
対してこんな仕打ちとは
ひどいにもほどがあります。

しかし、心折れることなく
アキ・ラーさんは正式に
国際資格を取得し対抗。

権力にも屈しないその姿勢は
敬服に値しますね。

現在、日本語や英語を独学し、
ガイドの仕事もしているという
アキ・ラーさん。

その献身的な活動に敬意を表する
とともに、これからの活動も
ぜひ応援したいですね。

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